残工事の打合せでお邪魔しました。今日は春分の日です。
冬至から日が長くなり夏至で一番長い日になりますが、春分の日はそのちょうど間の日です。
このお家は、斜面に向かって2階の居間が水平に連続した窓が並んであります。春分の日にもなりますと、日の出から日の入まで、ほぼ太陽を捉える事になります。
札幌版次世代のハイレベルのスペックもあり、2月の厳寒期でも太陽さえ出ていれば、朝の2時間・夕方の3時間の暖房で済むとお伺いしました。日中はオーバーヒートする事もしばしば、暖房光熱費は1万強とビックリする効果です。
熱交換器を搭載されているとはいえ、断熱とプランだけでも十分熱をコントロール出来るかな?と実感しました。
もちろん、その敷地の場所・地形の恩恵を一番受けていますが、それらを読み解く最初のプランニングがいかに大事かを身にしみるエピソードでした。
温度計を見ますと外気温は0度ですが、2階の居間は20度をキープしています。時間は11時30分頃です。無暖房で20度をキープしているのも良いですが、20度が空気も壁や個体も同じく20度ですので、体温が奪われないので肌寒さは一切なくてストレスフリーなのを打合せの間に一番感じた事でした。