基礎工事も終盤に入り、コンクリート立上げ部分の打設は基礎工事のクライマックスです。打設が終わると基礎屋さんは「あ~終わった終わった」と帰らずに車で少し待って、打設した基礎天端の上からまた緩いコンクリートを手作業で流していきます。これはコンクリートの強度を決めるものではなくて、基礎天端を平らにするためです。誤差は理想は1mm以下、せめて3mm以下です。
大工さんの初日の工事は、基礎天端の上に木材を敷く「土台敷き」です。ここで基礎天端がガタガタですと家が傾きますし、何より気密性能が確保出来ません。こうして各工事が後々の工事を考えながらバトンを渡して、初めて最後に家の性能が担保出来るんですね!