設計契約を終えると、いよいよ実施設計に入ります。今までは間取りが主でしたが、各部屋の各高さの確認やスイッチやコンセントの位置など、確認は多岐に渡り打合せも多くなります。ショールーム巡りも平行し、設計者もお施主さんも一番アドレナリンが出ている時期かも知れません。大体3ヶ月間くらいはかかります。
「実施設計図」は設計施工の勝栄の場合、上記の4つを全て兼ねますので、大工さんや各工事会社、お施主さんと全てに伝わる図面でなければいけませんし、設計者の腕の見せどころでもあります。また、「詳しくは現場で、」を禁句にし、情報は全て図面に含めるようにします。
そうは言っても現場はナマモノ、全部が上手くは行きません。それでも現場と相互で打合せ出来るように、家の全てを図面で表現しなければいけません。