2023.03.12
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Miele or BOSCH

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キッチンのショールーム巡りの中で、海外メーカーの食洗機を検討するべくニッポー・コーポレーションさんにお邪魔しました。お目当てはMieleBOSCHです。どちらも、もちろんフロントオープンです。

海外メーカーの食洗機と言えば少し前はMiele一択の印象がありましたが、コロナ禍で一度日本市場から撤退したBOSCHがまた台頭してきました。

そのどちらも取り扱いのあるニッポーコーポレーションさんの説明は頼もしくもあり、キッチンの中のより単体の説明が聞けるので僕自身もとても勉強になりました。

Mieleの食洗機、実際に食器があるとイメージがしやすいですね!

機能性とブランドの天秤

家電と言えば日本、ジャパンと言えば家電と言えたのは平成初期までで例え日本のシステムキッチンメーカーを採用したとしても積んでる家電は欧米がとにかく人気です。ガラパゴス化は携帯だけではなくて台所まで来ているのですね。

説明を聞いていますと「日本では〇〇ですが、海外では〇〇です」というワードが良く聞かれました。洗うという事について、目的やマインドが食文化が変わった事で、生活まで変わったという事なのだと思います。

また、生活する家族も変わりました。専業主婦から共働きが主流になり、家事の優先順位は「時短」が圧倒的で、追加で食器を入れられるフロントオープンは機能性は抜群です。

さらには、白モノ家電と言われた時代ははるか昔、1面しか見えない食洗機でもデザイン性が求められます。これは、食器を入れたくなる、スイッチを入れたくなるなど、iPhoneが良い例なのでしょうがデザインとは生活を変えるんだなと本当に思います。

キッチンメーカーの自由度〜痒い所に手が届かない

日本のキッチンメーカーの洗練度はずば抜けており、アテンドもとても気持ちが良いものです。

ただ残念だといつも思うのが、「食洗機はMieleにしたい!」となると「それではグレードそのものを上げましょう」となるのですが、基本的に価格は抑えたいけども食洗機だけは一点豪華にしたいと夢を見ているのに、キッチン自体のグレードを上げられると予算が足りないから候補から外さざるを得ない、、

隣で気持ちの良いアテンド聞いている僕も「それでは、造作も検討しましょうか?」となりまして、設計期間は限られていて再検討の打席はなかったりします。本当にもったいない事だなと思います。

パッケージとしてシステムキッチンは満足しているけども、オプションがついてこない。痒い所に手が届いてこない。このしがらみをアフターフォローを担保しつつ、取り払うのが次の課題かな?って個人的に思います

ネットメーカー(施主支給)のランニングコスト

そのしがらみを全て取り払ったのが、ネット建材メーカーでして、価格も安いです。これは代理店や販売店、工務店もルートを取り払う施主支給というものですが、確かにイニシャルコストは安いですが、アフターフォローまで取り払うのでやはり注意が必要です。

余談として

その上で、説明を聞いた中でMieleかBOSCHか?となった時に、僕個人的に言えば性能が同程度なのであれば、やはり保証期間やアフターフォローが効いてくるのだと思います。

日本法人があったり、代理店が地元あったりするのは安心材料としてとても大きな事だと思います。

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