「気密住宅は息苦しくありませんか?」と質問されますと、「大丈夫ですよ」と答えます。C値は現場で、室内の空気を吐出して負圧の状態で隙間の面積を割り出します。
換気の経路となる「給気口」は測定時には目張りしてふさいだ状態にしますので、換気経路以外の隙間をチェックします。ですので、普段の生活では24時間換気が正常に動いていますし、数値がよいほど給気口からしか空気は入ってきません。家の隙間から空気(湿気)が入らないので木材を傷めず、「計画換気」と「気密性能」はセットで考えられ家の劣化を防ぎます。
もちろん窓を開けるとC値はすぐに10以上になります。体感として知って起きたくて、目張りを外して換気経路込みで測定すると、大体+0.5くらいでした。