2022.03.9
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断熱仕様

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天井断熱の場合ですが、基本としている断熱仕様です。家によって違いますが、断熱等級6(UA値0.28)から7(UA値0.20)の間です。

部位 断熱材 厚さ[mm] 熱伝導率 [W/m・k] 熱抵抗値 [m2・k/W] 平均熱貫流率[W/m2・k]
天井 吹込み用繊維質断熱材 18k 500 0.052 9.6 0.10
壁(外張り) 押出法ポリスチレンフォーム断熱材 3種bA 100 0.028 3.5 0.16
壁(充填) 高性能グラスウール断熱材16k 100 0.038 2.8
基礎 押出法ポリスチレンフォーム断熱材 3種aD 75 0.022 3.4 0.17
土間下(全面) 押出法ポリスチレンフォーム断熱材 3種aD 75 0.022 3.4 0.17

UA値のバランス的にどうなの?と思わないでもないですが、暖かい空気は上昇する、屋根の雪を溶かさずに氷柱を作らないなどを考えると面積の大きい天井は大げさでもやっておいた方がいいですね!

またブローイング工事は、切れっ端の有効活用だったり機械でブイーンと吹き込む手軽さだったり、ボード状断熱材を1枚1枚張る屋根断熱に比べて割安なのがメリットです。ただ、せっかく一筆書きにして外側に断熱するのだから天井懐を有効に使って、床下と同じく「室内化」したいのは山々なのですが。

開口部

窓は全てトリプルガラス(アルゴンガス)です。Low-Eはニュートラル色を基本として、南面は日射取得型、その他は日射遮蔽型としています。また、面積が大きい窓や西日直撃の窓はブロンズ色にしたりしています。


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